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2011タイ・カンボジアだより <2月7日>

2月7日。
タイ・カンボジアヘルスケア・視察は2日目。

昨年に引き続いての開催のため、
少し事情が分かってきており、
視察の合間、食事の合間などを縫って
買物にいそしむ参加者です。
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本日はJICAのCTOPのサイト訪問など充実した1日。
もともと昨年来のタイ訪問は、湖山代表がJICAのCTOPの
日本側小委員を務めていることから始まったものです。

最初は58年前の開設したという、バン・バン・ケー老人ホームの視察。
国立の老人ホームが20カ所あるうちのモデル事業となるべく運営されている老人ホームです。
視察者も多いためか手慣れた手順で案内をしていただきました。
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民間事業者による老人ホーム運営がまだまだ大変少ない
国内事情であるために、データを収集、研修センター、
学べる施設づくりなどについて実験的な取組みが
行われていました。

とにかく高齢者ケアに関することはなんでも集めていこうという熱意のもと、
日本などの高齢者ケアに関することは収集し、
いつでも情報の提供をしていこうとしている施設です。

広大な敷地の中には、個室戸建ての施設あり、認知症ケアを
行っている施設、重介護専用の施設、重度の行動障害のある
認知症の方の行動制限をしている施設があり多数です。
この中でも日本でいえば有料老人ホームにあたる施設は40人待ちとか。
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建物内の中庭には南国風にしつらえる中庭があったり、
先週には日本から取り寄せたゲートボールの設備を
導入したり、貪欲にいろいろな取り組みをしている施設でした。
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他にも日本でいうなら、福祉会館のような機能をもつスペースがあったり、
手工芸品をお年寄りが作って販売しているコーナーの説明もしていただきました。

暖かいもてなしでお迎えしていただきました。
ありがとうございます。

昼食をはさんでバンコクの隣の県。

バンシートンの保健施設の訪問。
ここはCTOPのサイトとして日本からの支援により
運営されている施設です。
保健省からエカチャイ医師、人間と安全保障省からも
担当者にお越しいただきサイトの説明と活発な意見
交換がなされました。
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昨年10月にCTOPの日本での研修時にカメリア(特別養護老人ホーム・東京都江東区)に
お越しいただいた方との再開です。
エカチャイ医師からは「お元気でしたか?」の一言。

アジア人同士でしか分かち合えないこの感覚を大切にしていきたいものです。

タイ側で強調されていたのはとにかく技術を知りたい!!
ということ。
コミュニティは寺を中心としたネットワークなどで充実しており、むしろ介護の制度や技術の
導入に力点をおきたいということばがありました。

近年の家族介護の崩壊、家族・家庭・地域の絆の崩壊を防ぎ、発展させる手法として日本ではコミュニティづくりが必要であり、その手法としてカメリアで実験的に行われている取組みを紹介しました。

それに対して、民間事業者が政府機関等と連携しながらもそのような取組みができる環境がある日本がすばらしいと感想。

日本側からは、湖山代表から技術はその国の文化に依存するものであること、欧米諸国からの機器やシステム導入では、技術の導入は容易ではなく、文化、価値観が似ている日本とタイの間で文化交流やタイが日本の介護を学ぶことが技術を学ぶ第一の手段であることを話されました。

ご同行いただいたJICAの竹林さん、奥井さんによれば昨年にカメリアに訪問されたとき、
カメリアで研修者をお見送りした際にバスが見えなくなるまで職員が手を振ってお送り
したことがいまだに印象に残っていることのこと。
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たとえ私たちにとってはささやかな行為であっても
互いの信頼関係の醸成につながっていくものだと実感します。

(2011年2月7日 香山 英司)