7月6日(日)、本吉町はまなすホールを会場とし開催されている、
第21回宮城県高等学校総合文化祭を見学してきました。
会場では、ステージでの演奏公演や絵画・書道などの展示、研究発表も行われており、
お客様から高校生に積極的に話しかけられ、将来の夢や希望を聞いては「立派だねぇ」と感心されておりました。
見学の合間には、茶道部より呈茶でおもてなし。
家庭部・社会福祉部の展示では、体験コーナーなどでふれあいました。
高校生の若さ溢れる文化的活動に触れ、お客様もたくさんの刺激を受けたようです。
7月4日(木)、地元小泉地区にある小泉小学校の保護者会があり、当施設の中村施設長が地域の皆様に健康についてのお話をさせていただきました。
講話は最近流行している風疹についてや、タバコの害、PM2.5について等、身近な話題を具体的にわかりやすくお話していただき、皆さん真剣に聞いていただきました。特に小学校の父兄の皆様にはタバコが及ぼす害が、受動喫煙も含めて想像以上にさまざまなリスクを上昇させることに驚いておられました。ご家庭でも参考にしていただきたいです。
今後も、地域の皆様が心も体も健康でいるためのお手伝いをさせていただければと思います。
3月15日(金)「高齢者と運動~健康寿命の延長へ向けて~」と題し、旧小泉中学校仮設住宅集会所にて健寿の駅・健康講座が開催されました。
はまなすの丘リハビリテーション科の及川礼理学療法士が講師を務めました。
集会所は約20名の受講者でぎっしり。「高齢になるとなぜ関節が痛むのか?」「体のどこが骨折しやすいか?」「転倒を予防する為、なぜ運動が必要なのか?」といった疑問に対するわかりやすい回答から講座はスタート。及川先生から「自分が健康だと自覚していられる期間を健康寿命と言います。健康寿命を平均寿命に近づけましょう」という説明には受講された皆さんも身近な目標として共感されていたようです。
後半は家の中でも気軽にできる運動を実践してみました。体を動かすうちに「肩が動かしやすくなってきた」「足先が温まってきた」と運動の効果を実感した驚きの声が上がりました。
最後に座ったまま前に進む運動をリレー形式で行いました。かけ声や手拍子に自然と力が入って大変な盛り上がりとなり、あっという間の充実した1時間となりました。
急激な高齢化の波により、超高齢化社会の到来が予測され、各人が自立した生活を送れる「健康寿命」を伸ばすことが重要な課題となってきます。
芝浦工業大学名誉教授 岡村先生、株式会社インロッド・ネット 久武代表取締役社長他、健寿の駅推進協議会の皆様が昨年の夏頃より準備を進めてこられた気仙沼本吉地区の「健寿の駅」が、このほど会員募集が始まりスタート致しました。
スタートまでには協議会の皆様は、東京から気仙沼まで毎月訪問をされ、行政、地域、商店街の方々、福祉関係者との調整にご尽力なされました。
気仙沼本吉地区は東日本大震災で大きな被害を受けた地区の一つで、駅の設置は被災地支援の一環でもあり、被災者の外出機会を誘導することで、健康維持増進活動の習慣化や一人暮らしの見守りの管理システムにも繋げられます。
今回は万歩計の活用のみの暫定的なスタートとなりましたが、会員募集の際には、2箇所の仮説住宅の住民で20名を超える登録がありました。今後、血圧計、体重計やマルチユース型ドクターカーなどの設備関係の充実と、講習会、運動教室などにも力を入れて行く予定とのこと。この地域に於ける重要な役割を持つ拠点として期待されています。
気仙沼市本吉町の山田地区に伝わる伝統行事「山田大名行列」が10月20日21日の2日間開催されました。
通常は3年おきの開催ですが、昨年は震災の影響で開催を断念し2008年以来4年ぶりの開催となりました。秋祭りの日に五穀豊穣、家内安全、大漁満足を祈願し、地元の御岳神社に奉納されていますが、今年は大震災鎮魂、復興祈願も合わせて祈願されました。
市の無形民族文化財にも指定されており、4年ぶりの大名行列を一目見ようと、商店街は多くの人でにぎわっていました。
大名行列には山田地区に住んでいる様々な年代の方が参加をしており、何世代にもわたり伝統が受け継がれているのを実感することができました。秋晴れの日に鮮やかな衣装がとても印象的でした。次回の開催は3年後、町の景色もますます復興が進んでいる様子を見ることができると思います。
各地で、毎年恒例の夏祭りが開催される中で、気仙沼は2年振りの「みなとまつり」に湧いていた。
第一部の花火大会は、11日に気仙沼内湾付近で行われた。
地盤沈下と建物の倒壊跡が、あの日を思い出させる。
かつてのみなとまつり会場で、第一部のみは行われた。
内湾では「海上うんづら」が、海上のねぶたを思わせる壮大な船として「どや節」の掛け声とともに太鼓を演奏する。
港町、気仙沼の記憶を蘇らせる。
今年も『LIGHT UP NIPPON』の支援により~鎮魂と復興の花火大会~が行われた。
一際大きい花火が打ち上がる度に、歓声と拍手が起こり、人々の心に輝きを照らす。
磯の香りと花火の美しさ、夏の暑さと風の切なさ、沢山の想いがひとつとなり夜空を見つめる。
第二部は、はまらんやが12日に田中通りで行われた。
道行く高校生が「海岸でやるのが好きだった」と、友達と話しているのが聞こえた。
毎年、気仙沼内湾付近で行われていたはまらんやが、今年は会場を別にしている。
海の近くで育った者としては、物足りなさを感じるのかも知れない。
だが、今年は例年と違い支援団体や外国人の踊り手も加わり53団体約2500人が踊り楽しんだ。
踊り手は「みんなで楽しく踊りましょうよ はまらんや 年に一度のお祭りだから、時を忘れて声を枯らそうよう、さあ、さあ、大きな声で(みんなで共に)、それそれそーれ、それそれそーれ、どんとなどんとなどんとな すってんばってん 流行の袢纏 すってんばってん 流行の袢纏 すってんばってん 流行の袢纏」と、掛け声をかけそれぞれが趣向を凝らしたオリジナルの踊りを披露する。
地元出身のバイソン片山が率いるバイソンバンドが、踊り手と観客を盛り上げる。
約3時間の踊りが終わる頃には心地よい疲れと共に、今年の夏が終わりに近づいていることを感じさせる。
さて、次の楽しみは秋刀魚の便りだろうか・・・
被災地ではコミュニティーが崩壊したり、近隣住民同士のトラブル、引きこもり等様々な問題もありますが、このカラオケがストレス解消や仮設住宅内で子供から高齢者まで円滑なコミュニティー作りに役立ってもらえれば幸いです。
今年は、一段と寒さが続く。
降り積もる雪の多さを見て、去年のあの頃ではなくて良かったと、そっと心の中で思った。
俄かに、春めいてくる日差しに、人々は3月11日が近づいている事を意識しないではいられない。
瓦礫の処理が進めば、解体される家が増えてくる。
町並みが一つまたひとつと、静かに思い出からかけ離れていく。
新たな地では、人々が一からのスタートに奮起する。
表裏一体と言おうか、思い出を失い続けながら、新たなる鼓動を感じる。
今の気仙沼は、アンビバレンスな感情が交差する。
3月11日の追悼を込め、被災地ではいろいろなイベントが企画されているようだ。
気仙沼では、悼みと希望のひかりを立ちあげるプロジェクト「3月11日からのヒカリ」プロジェクトが進行中だ。
日の入り後から午前0時まで、鼎(カナエ)が浦((柏崎・神明崎・蜂ヶ先の3ヶ所で囲まれた気仙沼湾))に、ひかりの柱を立ち上げる計画だ。
もうすぐ一年が経過しようとしている気仙沼の今を、知って欲しいと思い『ヘルスケアデザインレポート』にて紹介させて頂きしました。
1月28日武蔵野美術大学学生さんが、気仙沼にある遊び場「あそびーばー」にて、小学生と一緒に大きな布に絵を書く活動を行いました。
翌日の29日には、出来上がった布を活用し、はまなすの入所されているお客様と武蔵野美術大学学生とが協力し写真立てを作成しました。
大勢の若い学生さんにお越し頂き、初めは緊張していたお客様も、作品作りを通して打ち解けて、いつしか和やかな雰囲気で言葉の壁(方言)を越えて、楽しまれていました
【お客様の感想】
初めてやる作業だったが、楽しかった。
また、学生さんとのふれあいは、自分の孫とも重なりとても良い思い出になりました
【担当者の感想】
作品を作成する過程で、様々な人の関わりを持ったプロジェクトであり、被災者同士の絆、そしてそれを支援して下さる方々の絆を感じる、大変素晴らしいプロジェクトとなったと思っています。
出来上がった写真立ては、お客様の個性がにじみ出ていました。
それぞれ、自分のお部屋の思い思いの場所に、大切に飾っていまました
震災直後、はまなすの丘が避難所になっていた頃に、一通のはがきが届きました。
「被災地へ送るカードへのご協力お願い致します。」
↑(この活動が届いたのです!!)
はがきには、避難所の子ども達へ「元気でいてね」と、書かれていました。
送って下さったのは、しがさやかさんという方でした。
はがきに書かれていた絵が今回、しがさやかさんのご好意で2メートル大の絵となり届きました。
早速、エントランスホールに展示させて頂きました
当時、見るもの全てが悲惨な光景でしたが、このはがきを手にした時、アートの力に希望を抱いたのを今でも覚えています。
「動物応援団」
はまなすの丘 エントランスホールにて展示していますので、多くのご来場者様に是非、ご覧頂ければと思います
12月10日(土) 東京ビックサイト 東京モータショー会場内にて「福祉車両シンポジウム」が開催されました。
震災時における福祉車両の役割、使命について、被災地を取材した映像と共に様々な議論が交わされていました。当法人からも大内事業部長がパネリストとして参加をしております。
当日は当グループの湖山代表にも会場に足をお運び頂きました。会場には200名を越える多くの皆様にお越し頂き、被災地の様子や、震災が起きた当時の話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
シンポジウムの中では、今後の継続した支援の必要性について活発に意見が交わされていました。復興までには長い道のりになりますが、一人でも多くの方に被災地の様子や実情を知っていただくことが、継続した支援に繋がるものと思われます。
今年の秋は暖かい日が続きましたが、月が替わり12月になると、ここ2日位は本格的な冬の寒さが到来したようで一段と冷え込みが激しくなっています。
暖かい日が多かったせいか、今年の施設近隣の山々の紅葉も例年より控え目に感じます。それでも田束山のつつじは赤く紅葉して、季節の移り変わりを感じます。
以前、仮設住宅の壁や窓が防寒対策が充分ではないところもあり、早急な改善が必要という報道がされておりましたが、はまなすの丘の隣の仮設住宅においても、壁に断熱材の追加、窓の二重ガラス化の工事が急ピッチで進められています。
完了までは10日間程時間がかかるとのことですが、朝晩の寒さも厳しくなってきましたので、1日も早い完成が待ち望まれます。
11月5日 土曜日 はまなすの丘にて、ココロ寄席が開催されました。
6月にも来ていただき今回は2回目の開催となりました。
お二人の落語家さんをお迎えし、前回にも増して盛り上がりにぎやかな
時間となりました。
柳家ろべえさんは前回に引き続き今回もお越しいただきました。
柳家小権太さんは南京玉簾をしていただきました。
通所と入所のお客様の他にも地域の皆様にも鑑賞していただき、にぎやかに楽しい時間を共有することができました。
柳家小権太様 柳家ろべえ様 楽しいひとときを提供していただきまして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
みなさまこんにちは。
暑かったり寒かったり、季節の代わり目で風邪をひかれる人が大変多いようです。
朝は暖かくても夜は冷えることもありますので皆さんも気をつけて下さいね。
さて、銀座では様々な物産展やアンテナショップが見受けられるようになりました。
今日は銀座の三丁目で開催されておりました山形物産展のご紹介です。
銀座の通りにずらーっと並んだ山形の名産品☆
改めて山形ってこんなに美味しいものの宝庫なんだなーと感じました。
だだちゃまめのお饅頭や、「とち」のお餅など、おもちに関係のあるものが多かったように思います。
出来立てのお餅も中には販売されていて、まだ温かいつき立てのお餅もありました!やはり!つき立てって嬉しいですよね!
そしてなんといっても、山形といえば?米沢牛!
高価でなかなか口に出来ない、いえ、食べたことない方の方が多いのではないでしょうか?
ここでは米沢牛の焼き鳥??串焼き??が1本600円で販売していました。
一口なんと150円!!
意を決して、このブログのために1本購入致しましたが、一口一口が柔らかくて、しっかりとしていて、1串で満足できる本当に美味しい串でした。
600円出してでも頂く価値十分です!
(もしお近くでも開催された時は是非、無理をしてでも食べてみることをお勧めします)
でもさすがに600円は高いですね。
そんな方にはこちらが人気でした。
お昼をうっかり食べてしまったうちの職員が、意地で?買ってみましたが、おなか一杯なのにも関わらず、ペロリだったそうです。
どれだけ美味しいか分かりますね☆
みなさまもお近くにありましたら是非、お試し下さいね☆
以上、山形物産展の報告でした。
第1回「東日本大震災シンポジウム」記事が月刊介護保険10月号にご紹介されました。
第1回「東日本大震災シンポジウム」記事
ー被災地での体験から何を学んだかー
9月30日に引き続き、10月5日(水)本日もファミマ号がはまなすの丘にいらして下さいました。
前回は、肉や野菜などの生鮮食品のリクエストがありましたが、今回は肉、野菜、卵、牛乳などを取り揃えてきていただき、早速買い求める地元の方々の姿がありました。
また、今回はまなすの丘入所中のお客様もゆっくりと買い物を楽しむことができて、久しぶりの買い物に皆さんとても楽しそうな様子でした。
本日、2011/10/07に<気仙沼復興プロジェクトfrom銀座>として、銀座TSビル(旧銀座東芝ビル)にて始動致しました。
<気仙沼復興プロジェクトfrom銀座>は気仙沼商工会議所(宮城県)が、東急不動産株式会社の協力を得て、10月7日より東京の銀座TSビルで実施したものです。同プロジェクトは、同社の被災地に対する熱い思いにより実現したもので、被災地の物産展のほか、写真等の展示、各種イベントが行われる予定となっております。
本日は初日とあってたくさんの報道陣も詰め掛けていたようです。
気仙沼にございます当施設、介護老人保健施設はまなすの丘の大内部長もかけつけ湖山代表、銀座の職員でイベントに駆けつけました。
こちらのイベントは来年8月まで開催予定です。
たくさんの人にお越しいただきまして、一緒に「頑張ろう気仙沼」のスローガンとともに応援いただければと思います。
「お待ちしていまーす。」
可愛いポーズですね!
移動コンビニ 「ファミマ号」がはまなすの丘へいらして下さいました。はまなすの丘の敷地を利用しまして近隣の方々や仮設住宅の方々など多くの方にお越し頂きました。
(総勢150名余とのこと!)
開店と同時に多くのお客様でにぎわい、商品をご覧になった方々のお声が大変明るく元気が良かったのが印象的でした。
9/30当日は、銀座にて会議が行われており、ネット会議システムを利用して、銀座⇔はまなすの丘をつなぎ拝見しておりました。
賑わっている様子、明るい声が聞こえてくるだけで会議参加者及び銀座職員も元気を頂きました。
笑い声の力を感じた瞬間でした。
<ネット配信中の画像>
★「ファミマ号」は被災地支援の一環として、買い物不便地域の買い物支援を目的としています。移動手段がなく、なかなか買い物にいけない方もいるかと思いますが、これから毎週定期的に来ていただけるとの事ですので、ぜひご活用いただければと思います。★
この場をお借りしていらして頂きましたファミリーマートさまにお礼申し上げます。
本日、はまなすの丘と隣接する仮設住宅の皆様、そして小泉中学校へ移動コンビニ「ファミマ号」がやってきました。
「ファミマ号」は被災地支援の一環として、買い物不便地域の買い物支援を目的としています。移動手段がなく、なかなか買い物にいけない方もいるかと思いますが、これから毎週定期的に来ていただけるとの事ですので、ぜひご活用いただければと思います。
本日は150名を越える方にご利用いただきました。牛乳や卵は人気商品で売り切れが出る状態でした。また、肉や野菜なども置いていただきたいとの要望も聞かれ、次回からの品揃えに検討をしていただくことになりました。
おかげ様で午後4時には完売となり、本日対応していただいたお店の方々と記念写真を撮りました。
毎週定期的に来ていただけますので、お近くにお住まいの皆様もぜひご利用下さい。
ウォークラリーでは、道の途中クイズが出題され、楽しく防災の知識を学びながらゴールを目指せるイベントになっており、参加された方は楽しまれたようです
11時からは、大出英子先生による植樹活動で、中学校校庭仮設住宅脇の斜面に、水仙と彼岸花の球根を植えました。
花が咲くのが楽しみです